コラム
コーヒーが手元に届くまで
2018.02.21

コーヒーが手元に届くまで

  私たちは、普段、当たり前のようにカフェでコーヒーを飲んだり。豆を買ったりする事ができます。 しかし、そのほとんどが海外から輸入されたものです。 では、どうやってコーヒーは私たちの元へやってくるのでしょうか。 今回は、コーヒーが日本にやってくるまでを書いていきたいと思います。   ・コーヒーノキとコーヒーチェリー

「コーヒーノキ」というアカネ科コーヒーノキ属に属する植物の種子の部分であるコーヒー豆。

主な産地はブラジル、コロンビア、インドネシア、グアテマラ、ホンジュラス、メキシコ、コスタリカ、ケニアなどです。

コーヒーノキは、種子を植えてから約3年で小さな白い花を咲かせます。この花は約3日ほどで散り、楕円形の小さな果実を付けます。

 

最初は緑色ですが、熟すと赤くなります。完熟したコーヒーの果実のことは、さくらんぼに似ている事から、「コーヒーチェリー」と呼ばれています。この果実の中に入っている二粒の種子。これが、コーヒー豆です。

 

・コーヒーの精製

コーヒーチェリーから、コーヒー豆を取り出す作業を「精製」と言います。

精製には、主に二つの方法があります。

 

一つ目は、アンウォッシュトと呼ばれる方法。

収穫したコーヒーチェリーを地面に広げ、天日で乾燥させます。また、乾燥期間が長くなるようなときは、仕上げに乾燥機に入れて完全に乾燥させます。ちなみに、乾燥したコーヒーチェリーを「ドライチェリー」と言います。この方法では、このように乾燥させることで果肉を取り除き、コーヒーの生豆を取り出します。

 

もう一つは、ウォッシュトと呼ばれる方法。

まず、皮を剥く機械にコーヒーチェリーを入れます。その後、水の入ったプールに入れて一晩置き発酵させ、水洗いすると、果肉が除去されます。それを乾燥させて脱穀させると生豆を得る事ができます。

二つの方法は国や豆の種類によって使い分けられています、一般的にアンウォッシュトは柔らかな味わいに、ウォッシュトは濁りのないクリーンな味わいになると言われています。

 

・等級付け

得られた生豆は、機械や人の手によって選別され、栽培地、種類、大きさなどにより、等級が決まります。この等級の付け方は国によって異なります。

例えば、代表的な国だと

 

ブラジル:不純物や豆の状態によってつく点数(欠点数)、サイズ、味

コロンビア:サイズ

インドネシア:欠点数

グアテマラ・ホンジュラス・メキシコ:産地の高度

コスタリカ:産地の場所と高度

ケニア:サイズ・形状・重さ

 

といった等級の基準があります。

これらによって等級付けされた生豆は、梱包され、各国に輸出されます。

 

・焙煎

さて、やっとコーヒー豆が日本にやってきました。しかし、生豆のままだと、とても苦くて飲めません。これを焙煎(ロースト)して初めて飲む事ができるようになります。

ちなみに、cotteaでは、焙煎を店内にある焙煎機で行い、それぞれの豆に合った焙煎方法で味を引き出しています。

このような長い道のりを経て、コーヒー豆は、私たちのところへやってきます。

コーヒー農場からブレンドされるまでの長い道のりに思いを馳せながらコーヒーを楽しむのも、たまにはいいかもしれませんよ。