コラム
コーヒー豆 賞味期限:コーヒー豆は焙煎後何日まで美味しいの?:よくある質問 Q&A
2019.08.26

コーヒー豆 賞味期限:コーヒー豆は焙煎後何日まで美味しいの?

目次

1.Cotteaでおすすめするコーヒー豆 賞味期限の基準

2.Degassing(ガス抜き)を通じて行われる熟成と酸化

3.焙煎度合いによって変わる熟成/酸化の速度

4.ハンドドリップとエスプレッソの「飲み頃」(コーヒー豆 賞味期限)が違う理由 




1.Cotteaでおすすめする、美味しく飲める基準


 ハンドドリップの場合

 

浅煎り:5~10日

中煎り:3~5日 

深煎り:1~3日



エスプレッソの場合

 

浅煎り:3~4週間

中煎り:2~3週間

深煎り:1~2週間



基準が焙煎度合いによって異なる理由は、それによってコーヒー豆の”熟成・酸化速度”が違うからです。

 




2.Degassing(ガス抜き)を通じて行われる熟成と酸化について 


 

"Degassing(ガス抜き)”とは、焙煎されたコーヒー豆からガスが流れ出る現象を指します。ワインのデキャンティングと同じです。

 

ガスが抜け、酸素に触れることで、ネガティブな味が次第に消えいき、ポジティブな味が現れることを熟成と言います。

逆に、酸素に触れる時間が長くなるにつれ、ポジティブな味がだんだん減って、ネガティブな味が増加する過程を酸化と言います。

人で言えば、成熟と老化ですね。熟成と酸化は同じ現象ですが、観点の違いによって使い分けられる言葉です。 

 

この「熟成/酸化」は、焙煎が終わった直後から始まりますが、焙煎度合いによってその速度は異なります。

では、どうして焙煎度合いによって速度が違うのでしょうか。



 

3.焙煎度合いによって変わる熟成/酸化の速度  


 

焙煎度合いによって変わる熟成/酸化速度は、豆の密度と関連があります。 

 

焙煎が進むほど豆の中にあった水分は蒸発します。すると、豆は膨張し、体積が増加します。 そして、酸・炭水化物・タンパク質などの内容物は焙煎が進むほど熱で分解されます。 こうなると、コーヒーの内側は、ますます空きスペースが増えます。(=密度が減ります)

こうしてできた空きスペースは、様々な小さな穴から構成されます。小さな穴が多いと内側の表面積が増加します。

表面積が増えると、酸素と接触する面積が増加します。また、ガスも外に出やすくなります。

 

焙煎が深くなればなるほどコーヒー豆の中の穴が多くなるので、結果として、焙煎が深い豆は熟成も酸化も早いのです。



 

 

4.ハンドドリップとエスプレッソの「飲み頃」が違う理由 


 

ハンドドリップとエスプレッソの豆では、なぜ美味しく飲める期間が違うのでしょうか。

実はここには多くの要素が複雑に関連しています。今日はその中の重要な要素を一つ説明します。  

 

その重要な要素とは、ガスです。豆の中にガスが残っていると、抽出時にネガティブな影響を与え、雑味が出ます。

 

ハンドドリップは、抽出の際空気との接触が比較的多く、豆の中のガスの排出がスムーズです。様々な条件をコントロールすることで排出量をより多くすることもできます。 

 

一方、エスプレッソは圧力を利用して短時間で抽出をするものですので、ハンドドリップに比べて空気との接触が相対的に少なくなります。 

この場合、コーヒー豆の中にガスが残っていると、放出されずにそのまま溶液とともに抽出され、ネガティブな味が強く現れます。  

 

まとめ


以上の理由から、

 

ハンドドリップは、ガスの抜けは適量で良いので、多くの香味がまだ残っている新鮮な時点が良いです。(焙煎後 1~10日)

 

エスプレッソはガスがほとんど抜けった時点が良いです。(焙煎後 1ー4週間)

 

Cotteaの中で一番深煎りはB-4、一番浅煎りはA-1です。

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それぞれの焙煎度合いによって熟成/酸化される速度の違いを感じてみてください!

 

 

 

 

 

 



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